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大衆の反逆 100分de名著 3

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大衆の反逆 オルテガ 

 

また動画で見ちゃった。もしや、本よりも動画が多くなるか?笑

 

 

オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著)

オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: ムック
 

解説内容

 

大衆は階級のことではなく、「生き方」

 

みんなと同じであることを苦痛と感じず、むしろ喜びを感じる。これを大衆=平均人と名付けた

 

多数派が正しいとされることの恐ろしさ

 

 

リベラルは寛容の意

意見が異なる人と共に生きる、敵・考えが違う人を受け入れて生きることを今はできていないのではないか。

多数派がなんでもかんでもしてもいい訳では無い。

敵と共に生きる!反対者とともに統治する!

 

しかし、この自由主義を破壊するのが"大衆"

 

保守こそがリベラルである

 

死者の民主主義

死者はいなくなったのではなく、死者として存在している。

政治は少数派を登用すること。生者が自分勝手してはならない。ちゃんと過去と向き合って政治しなくてはならない。

詩人チェスタトン

 

保守とは:理性で理想的な社会にするには限界があるので、理性を超えた伝統などや経験値を大切にすべき。

 

保守=復古思想ではない。昔の人も不完全なので、全てを守ることは保守ではない。

 

永遠の微調整。合意形成を丁寧に進めることが大切。

 

大衆の反逆 (中公クラシックス)

大衆の反逆 (中公クラシックス)

 

 

感想

 

90年前に大衆の登場を予想

 

「みんなと同じがいい、みんなと同じじゃないとヤダ」という人々を発見したのはすごい。今にも通じる。

 

リベラルについての話は現代日本にも言える。少数派を排除し、勝った方はなんでもしていいのか。少数派への配慮も必要ではないか。

これはこの本を思い出した

 

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)

 

 

 

 

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