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【将棋400年史】の感想 ガッカリと憤りを抑えられなかったので文字にしました [将棋]

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僕は怒っています

(元ネタは秘密)

 

 

どうもモンテです

 

この土日を使って以前紹介した将棋400年史を読みました

 

月曜日の朝からすみません

 

しかし

 

正直失望してしまいました

 

 

将棋400年史 (マイナビ新書)

将棋400年史 (マイナビ新書)

 

 

 

 

今日はその気持ちを文字にします

 

この本を楽しく読んだ方はこの先読まないことをオススメします

 

人の楽しい気持ちまで奪うつもりはないからです

 

まぁあまり暗い気持ちにならないように書きますよ。

 

逆に興味を持ってくれたりしたら幸いです

 

普段本を読んで怒ることは少ないです

 

ここから下は感想を書きます

 


こちらのブログもチェック!

 

将棋400年史のあらすじ

 

本の表紙に載っているあらすじをそのまま書きます

 

なぜ将棋というボードゲームをして「プロ棋士」という職業が成立しているのでしょうか?

現在のように日本将棋連盟が新聞社等からスポンサー収入を得るスタイルが確立するまでには、さまざまな制度の改変がありました。また、組織同士の対立、事件、分裂の危機とそれに決着をつけた歴史的な対局がありました。

本書は将棋が歩んできた400年の歴史を振り返る1冊です。

 

めっちゃ面白そうじゃないですか!

 

しかも、実際面白い!

 

私は将棋ファンなのですが指す専門です。実はプロ棋士の名前も数える程しか言えません。

 

だから今回のこの本には期待しまくっていました。

 

ちゃんと将棋を知りたいと。

 

昔から歴史も好きでした。

Twitterなどでの宣伝を見かけて、思わず購入してみました。

 

どのくらい楽しみにしていたかというと

これくらいです

 

 

第1章 江戸時代を読んだ感想

 

ここまで読んだ感想もとても楽しかった!

 

日本のことではなく、インド、中国など将棋の起源からから解説してくれています。

 

 

日本でも初代名人?や現存する最古の対局?なども紹介してくれています。

 

めちゃめちゃ面白いじゃないか

 

しかもよく調べている

 

やっぱり将棋の歴史研究者もいるんだなぁととても感慨深くなっていました。

 

宗看のストーリーなどはとても熱くなります

 

うーむ、将棋にも深い歴史があるなぁ

 

さてさて、読み進めるのが楽しみだ

 

 

 

 

元となる資料はなんなのかなぁ……

 

 

(ここから不満が爆発します)

 

 

出典が載っていない!

 

なんと!出典が載ってないんです!

 

 

史書ですよ!!

 

いや、歴史書に限らず事実を書く本には必須でしょう!

 

 

 

これは、Wikipediaですか?

 

 

いや、Wikipediaにだって出典はついてるぞ!

 

つまり、なんだ、将棋の歴史に思いを馳せて熱くなった私の気持ちは何だったのか?

フィクションだったのか!!!

 

 

読み物としてはあり

 

いや、いいんです。フィクションとしては面白い。

 

小ネタも多いし、酒の席のトリビアとしては笑えるでしょう

(将棋の話を楽しく聞いてくれる人がどの程度いるかは不安ですが)

 

フィクションならフィクションと書いてくれ!!

 

私のミスかと思い、念の為出典などもググってみましたが、出てこない。

 

読む気が失せてしまったのも事実

 

私が過度に期待したのが悪いかもしれません

 

ただ、850円+税を払わせるならもう少し真面目にやって欲しい

 

どうなってるんですか、マイナビ出版さん!

 

筆者に憤りがないことも無いですが……

まぁ個人のせいにするのもね。

 

でも、これじゃファンがなんとなく書いたブログを本にしてしまったように思えます。

 

そこが非常に残念です

 

 

現代史は嘘じゃないよね?

 

筆者の野間俊克さんは熱心に将棋に貢献している方のようで、将棋の現代史についてはお詳しいと信じています。

 

しかし、裏の取りようがない状況で何を書かれても、ふーん程度になっちゃいました。

 

現代史は読もうかなとも思うんですが、少し気が重い……

 

 

楽しみにしてたのになぁ

 

結局は藤井聡太氏のフィーバーに乗っかっただけなのか

 

もう一度宣伝文句を見てみましょう

 

大橋宗桂から藤井聡太まで

 

そう、今の将棋界を盛り上げている藤井聡太

 

 

その名前を宣伝に入れているんです!

 

 

ここも私は不快でした

 

 

むしろそれなら現代史に絞れと

なんなら1990年以降でも構わない

 

テレビや新聞が出来て事実を確認できる所だけでよかったじゃないかと。

 

最後に一言

 

マイナビ出版さん

 

大袈裟に煽って事実曖昧なものを歴史として販売するのをやめてください

 

あなた方の売り方は非常に信頼レベルを下げてしまう

 

フィクションストーリーとして売り出してくれれば私も憤りがなかった、いや購入すらしなかった!

 

みなさん購入する際はフィクションストーリーとして捉えてください

 

珍しく強い言葉で批判してしまいましたが、読み物としては面白いですよ

 

(でも、それならWikipediaでいいのでは?)

 

今後続きを読むかは未定です

 

 

私も何も知らずに宣伝してしまったことをお詫びします

 

 

では、また明日からは普通に棋譜並べをしていきます

 

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